「サイレントマニュピレーション」
という治療法を聞いたことがありますか?
ガチガチに固まった四十肩に対して、
整形外科で受けられる治療です。
まず、腕神経叢に麻酔をします。
そうすると感覚と運動が麻痺しますので
上肢がダラんと痛みを感じなくなります。
その隙に上肢をあらゆる方向へ
他動的に動かします。
上がらなかった肩も強引に上げます。
患者さんの上肢は麻痺していますので
痛みは感じません。
ただし、動かされている時に
肩がバキバキ鳴るそうです。
その結果、固まっていた
四十肩の可動域が改善している。
少し荒療治ですが
理にかなっている様にも感じます。
ですが、
この治療法にはリスクがあります。
麻酔が切れたあと、
しばらく痛みが続くので
三角巾などで吊って
安静にする必要があるのです。
では、痛みが落ち着いたら
すっかり良くなっているか!というと、
残念ながら改善しないケースも多いようです。
というか、
結局1ミリも良くならなかった
なんて事もあるようです。
何故かというと、
サイレントマニュピレーション治療を受けた
症例の約50%で「関節包の断裂」
あるいは「剥離」が起きてしまうからです。
つまり、肩の関節包が
ぶっ壊れてしまうって事です。
そりゃあ、しばらく三角巾ですよね。
サイレントマニュピレーションが
普及しないはずです。
しかし、ポイントは
それほど間違えてないと思います。
RMTが考える四十肩の原因も、
ずばり!関節包だからです。
RMTはその関節包をリスク無く緩めます。
四十肩を改善完治させる
理論と施術法がRMTにあります。
手ごわい四十肩に出会ったら、
是非、関節包を調整してみてください。