今回は上腕骨外側上顆炎、
通称テニス肘の話。
テニスをしていない人でも
外側上顆辺りが痛いと
そう診断されるケースの多い疾患です。
一般的にテニス肘の原因は、
「橈側手根伸筋の緊張で
外側上顆が引っ張られて炎症が起こる」
と、言われています。。。
が!
実際はどうでしょうか。
その橈側手根伸筋を
マッサージしても電気をかけても
あまり改善しなくないですか?
そんなテニス肘、
今回は新しい治療ポイントの話をします。
外側上顆炎の痛みは、
筋肉だけの問題ではありません。
RMTセミナーのマスターコースは
・セーバー病
・有痛性外脛骨
・野球肩
・野球肘(内側上顆炎)
・テニス肘(外側上顆炎)
の、5つの疾患をテーマにしています。
その中で外側上顆炎は少し特殊です。
それは痛みの原因に
神経由来の要素が多いという所です。
つまり腕神経叢。
腕神経叢を絞扼する部分は
斜角筋や小胸筋です。
テニス肘がなかなか治らない場合は、
斜角筋や小胸筋も施術してみてください。
きっと良い結果が得られるはずです。