本日は膝関節と突き指の話。
膝の痛みと言っても色々あります。
たまにあるのが
膝の「奥」とか「中」が痛い。
RMTでは、その場合
①十字靭帯損傷
②半月板損傷
③関節包
の、3つを考えます。
今回は③の関節包について。
その前に、少し話はそれますが
世代によっては
「突き指は引っ張って治す」
というのが広まっていませんでした?
名前が突き指なだけに、
指を突いて関節が縮んだから引っ張れ!
みたいな。
通称は突き指ですが、要は指の捻挫です。
実際に突き指を引っ張って良くなるのか?
経験上は、
「稀に良くなる場合がある」です。
少数の良くなった人が大声を上げた事で、
それが多勢に捉えられてしまった…
そんなケースかと思います。
実際には、突き指で引っ張ると
悪化する方が多いのではないでしょうか?
その場合、引っ張った時点で激痛です。
関節が抜けそうなヤバい痛みが出ます。
指や足首の捻挫に対して
引っ張る施術は注意が必要です。
RMTの考えでは、突き指もそうですが、
捻挫で関節の中や奥の痛みに対して
やるべき施術は引っ張るではなく圧縮です。
圧縮して「関節包」を調整します。
引っ張る施術で悪化の経験がある先生は、
是非、圧縮を取り入れてみてください。