先日、RMTセミナー「レベル1」理論編を開催しました。
レベル1はRMTの基本である、痛みが発生する原理、反射運動理論の根幹についてじっくり学べるセミナーです。
このレベル1が一番!といっても過言でないほど重要なセミナーであり、レベル1の理論を知るだけでも、あらゆる痛みを改善可能になります。
今回は、山梨と大阪から、先生二名参加での開催です。
※コロナ対策で少人数での開催
当日の状況はというと…
の前に質問です。
RMTセミナーのような技術セミナーを受けた事はありますか?
受けた事がある方ならお分かりだと思いますが、「施術を学ぶ際、被験者に症状が無い」って事はありませんか?
というか、そういったケースがほとんどではないですか?
そうなると、「こうやれば改善します!」なんて言われて実際にやっても、もともと痛みが無いので効果がよく分からない…涙
しかし、今回の先生方は、良くも悪くも様々な痛みを抱えてセミナーに参加してくれたので、そういった問題はありませんでした。
特にお二人が抱えていた共通の痛みは、「手をつくと手首が痛い」という痛み。
治療家には結構多い症状ではないでしょうか。
患者さんでは、器械体操やダンス、主婦など女性に多いと感じます。
固定してもなかなか治らないし、包帯やテーピングが凄く邪魔です。
しかし、RMTでは固定せず、その場で治します。
実際にアプローチの技術指導を兼ねて、お二人の先生を施術したところ、ほんの数十秒で手をついた時の手首の痛みが無くなりました。
実際に自分で体験し痛みがなくなった事で、RMTの効果を実感してもらえたのではないでしょうか。
RMTレベル1セミナーでは、痛みの発生機序をいくつか説明しますが、今回の手首の痛みの原因は、その中の一つ「筋肉は〇〇を嫌う」でした。
施術でその問題を解消してあげれば、固定も安静も一切不要です。
なんとなくではなく、劇的に改善します。
その効果は最短一回。
ちなみに、今回受講してくれた大阪の先生は、当初レベル1だけの予定でしたが、受講中に「レベル2も受けます!」と言って、翌々日には申し込んでくれました。
治療家講師冥利に尽きますね^^