今日は疲労骨折の話。
疲労骨折とは、
一度では骨折に至らない外力が
繰り返し骨の同一部分に加わっておこる
骨折といわれています。
下肢の細い骨に多発しますね。
そして、レントゲンを撮ると
患部がモヤモヤッとしている!
なんて言われます。
しかし、整形外科や他の接骨院で
疲労骨折と診断されたのちに
当院へ訪れた患者さんのうち、
大半は施術によって痛みが軽減、
あるいは消失して帰ります。
施術や整体で骨がくっついた?
いいえ、それは考えにくいです。
ということは、
初めから骨折では無かったという事です。
骨の表面には骨膜という組織があります。
骨膜は神経や血管が豊富なので
非常に敏感です。
繰り返しの負担によって、
その組織がゆがむと、
まるで骨自体が痛むような
強い痛みを引き起こします。
疲労骨折と診断されたものの多くは、
この骨膜の異常だと考えております。
疲労骨折の患者さんには
骨膜の調整を意識してみてください。
きっと改善させられるはずです。
もちろん骨をくっつけることは
無理ですけどね^^