肉離れなんて疾患はほぼ存在しない

肉離れのイメージ

先日、ハムストの肉離れと診断されたサッカー選手が来ました。

近所の接骨院でエコー検査をした結果、「肉離れ」と言われ、さらに「筋肉がズレている」からと、2週間の安静を指示されたそうです。

それから2週間安静にしましたが、ほとんど症状が変わらないので、当院へいらっしゃいました。

立位での前屈や仰向けで脚を上げると、ハムストに突っ張るような強い痛みが出ていました。

しかし、RMTの考えでは、肉離れはほとんど肉離れではありません。

って、意味が分かりませんよね。

何が言いたいかというと、肉離れと診断された痛みの8割か、それ以上は患部を痛めていない。

患部以外に痛みの原因があります。 

本当に肉離れなら、患部に原因があるはずです。

つまり、肉離れではないという事です。

だとしたら、いくら患部を固定しても電気を流しても筋膜リリースしても治りませんよね。

肉離れのイメージ

今回もそうでした。

今回のハムストの肉離れと診断を受けた痛みは、肋骨や下腿を調整する事で痛みが無くなりました。

あきらかに、肉離れは誤診ですね。

肉離れと聞くと、まるで筋肉が部分断裂してる様なイメージがありませんか?

そこまで損傷している事なんて本当に稀です。

当院では見たことがない!と言っていいほどほとんどのケースが、肉離れではありません。

なので、他院で肉離れと診断された痛みを、当院では「肉離れもどき」と呼んでいます。

肉離れもどきは施術で治ります。

骨折とか完全断裂でなければ、テーピングや包帯による固定は不要です。

他院で肉離れと診断されても、たいていは「肉離れもどき」なので、施術で最短一回完治が可能です。

諦めずに、是非肉離れを施術で挑戦してみてください。