頭に刷り込まれたオスグッドの痛み

頭に刷り込まれたオスグッドの痛み


オスグッド施術の時にあった
ちょっと不思議な痛みの話。

そのオスグッド患者は
十回以上の施術を受けていて
良くはなっているのですが、
最後の小さい痛みが
取れませんでした。

どうにも取れないので
試行錯誤の末、
ある仮説を立ててみました。

「もしかしたら、
オスグッドの期間が長すぎて、
痛いという意識が
頭にしみついているのではないか?」

そこで膝を曲げても痛くない、
膝の痛みはもう取れているということを、
身体や頭に認識させる調整をしました。

するとコレが効きました。

しゃがんでもジャンプしても、
痛みがスッカリなくなったのです。

つまり、オスグッドは完治していたのに、
しゃがむと痛いと
頭が思い込んでいたのです。

では、具体的に何をしたかというと、
活法にある

「結果から作る」

という技法です。

「しゃがむ」という動作は、
言い方を変えると
「かかとにお尻をくっつける」ですね。

しゃがむと膝が痛い場合、
「床に座った(体育座り)状態から
かかとにお尻をくっつける」
という動作をしても
痛くないケースがほとんどです。

なので、その姿勢から
身体を起こして
お尻をかかとにのせてもらいます。

すると、
「しゃがんだ」姿勢になります。

しかし、膝は痛くありません。

これで「しゃがむと痛い」の気持ちが
リセットされます。

今回もこの方法で
痛みゼロになりました。

その他の痛みにも応用できますので、
なかなか痛みが取れない場合は、
一度ぜひ試してみてください。